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経営にとって資金繰りは最も重要なテーマの一つ。
資金繰りに悩まされることによって、多大な時間と精神的な負担がかかってしまいます。
まずは資金繰りを改善しましょう。
精神的な負担を抱えているうちは、なかなか創造的なことに取り組むことができません。
節税のご提案についても、お客様の状況を良く把握したうえでご提案しています。
確かに1円でも安くなればいいと思います。
けど、1円安くするために5円の支出があるのはどうか。
資金的にとてもゆとりがあるお客様もいらっしゃいますので、
そういったお客さまには節税をたっぷりご説明いたします。
ただ、多くの会社は利益は出ても資金的にゆとりがあるところは少ないと思います。
実際、多くの借入金を抱えたまま経営をされている会社が多いです。
そのような状態の中で、節税だけを優先して、支出を増やす・・
ひょっとしたら税理士としては正解なのかもしれませんが、
経営のサポートをするという意味ではまちがいだと思っています。
特に近年、法人税の税率が低くなってきています。
以前ほどの節税効果は出にくくなっています。
経営的なリスクを冒してまで、税金を減らすのはあまりお勧めできません。
まずは資金繰りです。
銀行さんが決算書を持っていくということは
決算書が融資の判断基準になるということです。
決算書が判断基準になるということは、
融資に有利な決算書のカタチと不利な決算書のカタチが
あることはまちがいありません。
最終的な「当期利益」は一緒でも、
表示の仕方によって、「営業利益」や「経常利益」が違ってくることがあります。
税理士の中でも細部にまでこだわって、
銀行さんが見ることを前提として
決算書を作りこんでいる方と
ただ税額の計算のために作っている方がいます。
税金を正しく計算するにあたっては、どちらも間違いではありません。
ただ、融資を有利に進めていただくには、細部までこだわった方が良い結果に結びつきます。
あまりにも考えていない決算書が多いような気がします。
融資を有利に進めていくことは、血液をサラサラにすることに似ています。
融資がスムースにいかないようでは、ビジネスを思うように進めていくことはできません。
銀行さんへの対策は特別なことではありません。
細かいことの積み重ねですし、自分が銀行さんの担当者だったら・・ということを
考えれば、そんなに難しいことではありません。
銀行さんは会社にとってとても大切なパートナーです。
銀行さんにも気持ちよく融資をしていただけるように
融資が出やすくなるように日々施策を講じていく必要があります。